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讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

昭和54年
高松商、5期連続甲子園出場
 昨年に続き第51回選抜高校野球大会に出場した高松商は、豪腕片岡を擁する府中東(広島)を8-0と圧倒したが、二回戦で中尾投手の制球難もあり倉吉北(鳥取)に不覚を取った。
 春季大会は一回戦から高松南植松と三本松津田が投げ合い、延長18回0-0で引き分け再試合という熱戦もあり盛り上がった。決勝は高松と丸亀商の間で戦われ丸亀商が3回目の優勝を遂げたが、岡崎投手を中心に秦、下津ら高松の活躍が目立った。
 第61回全国高校野球選手権香川大会の準決勝は、常勝高松商−丸亀商、新鋭高松南−高松東の組合せとなり球趣を沸かせたが、決勝戦は高松商中尾と高松南植松の投手戦で0-0のまま延長戦となり、10回表高松商が2点を入れ高松南を振り切った。力を出し尽くした高松南の健闘は立派だった。選抜を含め5期連続甲子園に出場した高松商は、一回戦で初出場の明野(茨城)と対戦したが、延長13回球運なく4-5とサヨナラ負けを喫した。
 秋季大会は、準決勝で宿敵高松商に遂に勝った志度商と、善戦する石田を4-3で突き放した丸亀商がそれぞれ勝ち、決勝戦は丸亀商が3-2と志度商の猛追をかわし2年連続優勝した。
 四国大会では、志度商は初戦敗退したが、丸亀商は中村(高知)に快勝し、続いて鳴門(徳島)に延長10回5-4でサヨナラ勝ちし準優勝して選抜大会出場を確実とした。

第51回選抜高校野球大会
(54.3.27〜4.7)
【一回戦】 高松商 8−0 府中東
【二回戦】 倉吉北 7−4 高松商

第32回春季四国地区高校野球香川県大会
(54.3.28〜4.15)
【決勝】 丸亀商 9−1 高 松

県代表決定戦
(54.4.22)
高松商 10−2 丸亀商

第32回春季四国地区高校野球大会
(54.5.5〜6 愛媛)
【一回戦】 日和佐 4−1 高松商

第61回全国高校野球選手権香川大会
(54.7.15〜28)
【決勝】 高松商 2−0 高松南

第61回全国高校野球選手権大会
(54.8.8〜21)
【一回戦】 明 野 5−4 高松商

第33回秋季四国地区高校野球香川県大会
(54.10.20〜11.12)
【決勝】 丸亀商 3−2 志度商

第32回秋季四国地区高校野球大会
(54.11.24〜27 徳島)
【一回戦】 松山商 2−0 志度商
【一回戦】 丸亀商 5−0 中 村
【準決勝】 丸亀商 5−4 鳴 門
【決勝】 高知商 6−4 丸亀商

年史
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