三本松も初の甲子園へ
第56回選抜高校野球大会に出場した丸亀商は、初戦で愛工大名電(愛知)の下手投げ千葉投手に得意の打撃がかわされ5-8で涙をのんだ。上位進出が期待されていただけに残念だった。
春季大会は甲斐監督の好指導で力をつけた高松南と尽誠の決勝となり、双方互角に試合を進め5-5のまま延長戦となったが、11回二死から尽誠が長短5安打を集中して4点を入れ2度目の優勝をした。
第66回全国高校野球選手権香川大会の準決勝坂出商−丸亀商は5-5の延長戦になったが、坂出商が11回裏果敢なエンドランを決めて鮮やかにサヨナラ勝ちをした。次の三本松−高松西は、三本松が7-2と圧勝した。決勝戦は1点を争う試合となったが、岸本の好投と、金山、比嘉らの活躍で、三本松が創部以来85年目で初の甲子園出場を果たした。全国大会では初出場のプレッシャーから、初戦で東海大甲府(山梨)に2-9で敗れた。
秋季大会は甲子園を経験してひと回り成長した三本松が、岸本-山瀬の新バッテリーを中心に自信に満ちたプレーで勝ち進んだ。決勝戦でも平尾投手の力投で、勝ち上がってきた高瀬を4-3と競り勝ち初優勝した。
四国大会は三本松が初戦で伊野商(高知)に3-4と惜敗したが、好投手渡辺から11安打を放ったのは立派だった。高瀬も徳島商に健闘したが1-2と敗れた。 |
第５６回選抜高校野球大会
（５９．３．２６〜４．４）
【一回戦】 愛工大名電 ８−５ 丸亀商
第３７回春季四国地区高校野球香川県大会
（５９．３．２７〜４．８）
【決勝】 尽 誠 ９−５ 高松南
県代表決定戦
（５９．４．２１）
丸亀商 ７−０ 尽 誠
第３７回春季四国地区高校野球大会
（５９．５．３〜４ 香川）
【一回戦】 徳島商 １２−３ 丸亀商
第６６回全国高校野球選手権香川大会
（５９．７．１５〜２７）
【決勝】 三本松 ３−２ 坂出商
第６６回全国高校野球選手権大会
（５９．８．８〜２１）
【二回戦】 東海大甲府 ９−２ 三本松
第３８回秋季四国地区高校野球香川県大会
（５９．１０．７〜１１．３）
【決勝】 三本松 ４−３ 高 瀬
第３７回秋季四国地区高校野球大会
（５９．１１．２３〜２６ 高知）
【一回戦】 伊野商 ４−３ 三本松
【一回戦】 徳島商 ２−１ 高 瀬 |
