一県一校制となる
第48回選抜高校野球大会に選ばれた高松商は、今大会優勝した崇徳(広島)と対戦した。激しい打撃戦となり7回まで6-6の同点だったが、8回に5点を取られ8-11で敗れた。
春季大会は丸亀商と丸亀の丸亀勢での決勝となり、丸亀商が坂本投手の好投と野藤の2本の適時打で3-1と2年ぶり2回目の優勝を遂げた。丸亀商は代表決定戦でも高松商を破り四国大会に出場した。西川の強打と堅い守りで決勝まで進んだが、徳島商に1-6で敗れ準優勝となった。
第58回全国高校野球選手権大会から一県一校制となり、香川大会も深紅の優勝旗が新調された。シード制も廃止され、参加32校は甲子園を身近に感じるようになった。準決勝の丸亀対高松一は壮絶な打撃戦となり9-8で高松一が勝ち、高松商対土庄は8-4で高松商が善戦する土庄を振り切った。決勝戦は高松一のエース長尾が投げられず、高松商が15-2で大勝し、3年ぶり13度目の甲子園へ春夏連続出場することとなった。全国大会では、初戦で銚子商(千葉)と対戦、試合を有利に進めながら延長14回3-5と惜敗した。
秋季大会は丸亀商が坂本、後藤の投手力と松下、大河、内田らの攻撃力が強力で、3年ぶり4回目の優勝を飾った。準優勝は好投手橋谷を中心にまとまりの良い高松工であった。丸亀商は四国大会でも勝ち進み、決勝で中村(高知)の山沖を打ち込み初優勝した。 |
第４８回選抜高校野球大会
（５１．３．２７〜４．６）
【一回戦】 崇 徳 １１−８ 高松商
第２９回春季四国地区高校野球香川県大会
（５１．３．２８〜４．１０）
【決勝】 丸亀商 ３−１ 丸 亀
県代表決定戦
（５１．４．１８）
丸亀商 ３−１ 高松商
第２９回春季四国地区高校野球大会
（５１．５．２〜３ 高松）
【一回戦】 丸亀商 ６−１ 高 知
【決勝】 徳島商 ６−１ 丸亀商
第５８回全国高校野球選手権香川大会
（５１．７．１６〜２９）
【決勝】 高松商 １５−２ 高松一
第５８回全国高校野球選手権大会
（５１．８．９〜２１）
【二回戦】 銚子商 ５−３ 高松商
第３０回秋季四国地区高校野球香川県大会
（５１．１０．１７〜１１．１４）
【決勝】 丸亀商 ６−５ 高松工芸
第２９回秋季四国地区高校野球大会
（５１．１１．２０〜２４ 愛媛）
【一回戦】 中 村 １−０ 高松工芸
【一回戦】 丸亀商 ４−２ 今治西
【準決勝】 丸亀商 １１−０ 安 芸
【決勝】 丸亀商 ５−３ 中 村 |
