香川県高等学校野球連盟 本文へジャンプ
讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

昭和52年
丸亀商、選抜でベスト8へ
 第49回選抜高校野球大会に出場した丸亀商は投打に充実しており、初戦北海道日大を4-1、二回戦東北(宮城)に6-2と完勝して念願のベスト8に入った。準々決勝では岡山南に延長14回先取点を挙げながら、その裏投手陣が崩れてサヨナラ負けを喫した。
 春季大会は観音寺商が多田投手の力投と久保、真鍋らの活躍で初の栄冠に輝いた。準優勝は山西投手を軸にまとまりのよい丸亀だった。
 四国大会へは代表決定戦で観音寺商を6-1で下した丸亀商が出場した。選抜で準優勝した中村(高知)と決勝で対戦し4-5と惜敗したが、山沖投手に9安打を浴びせた打線と粘りは全国レベルの試合だった。
 第59回全国高校野球選手権香川大会は33校で開催された。丸亀商が初戦で高松東に延長10回0-1で敗れる大波乱があり、強豪が次々と姿を消す大荒れの大会となった。決勝は無欲で勝ち進んだ多度津工と高松商で争われ、高松商が大差で優勝したが、上原投手を中心にはつらつとしたプレーを見せた多度津工の活躍が目立った。
 全国大会はバンビの愛称で人気を集めた坂本投手を擁する準優勝した東邦(愛知)と対戦し、2-6で敗退した。
 秋季大会は、その高松商が県大会から四国大会まで制覇し、県勢による3年連続秋季四国大会優勝となった。
 県大会準優勝の観音寺商も大塚、葛川らの活躍で四国大会でも健闘した。

第49回選抜高校野球大会
(52.3.27〜4.7)
【一回戦】 丸亀商 4−1 北海道日大
【二回戦】 丸亀商 6−2 東 北
【準々決勝】 岡山南 2−1 丸亀商

第30回春季四国地区高校野球香川県大会
(52.3.27〜4.8)
【決勝】 観音寺商 7−1 丸 亀

県代表決定戦
(52.4.17)
丸亀商 6−1 観音寺商

第30回春季四国地区高校野球大会
(52.5.3〜6 徳島)
【一回戦】 丸亀商 7−4 鳴門工業
【決勝】 中 村 5−4 丸亀商

第59回全国高校野球選手権香川大会
(52.7.15〜27)
【決勝】 高松商 11−1 多度津工

第59回全国高校野球選手権大会
(52.8.8〜20)
【二回戦】 東 邦 6−2 高松商

第31回秋季四国地区高校野球香川県大会
(52.10.16〜11.6)
【決勝】 高松商 3−0 観音寺商

第30回秋季四国地区高校野球大会
(52.11.20〜23 高知)
【一回戦】 高松商 9−0 日和佐
【一回戦】 南宇和 2−0 観音寺商
【準決勝】 高松商 4−2 高 知
【決勝】 高松商 9−4 南宇和

年史
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