志度商、夏の甲子園でベスト8
18年ぶりの選抜アベック出場に県下の野球関係者は大いに喜び、活躍が期待された。丸亀商は初戦で秋田経大付に負けたが、高松商は初戦北海道日大に9回熊田の逆転サヨナラ打で勝利をつかんだ。さらに二回戦尾道商(広島を石田の好投で4-1と快勝しベスト8に入ったが、次の倉吉北(鳥取)坂本投手のカーブが打てず1-2で敗れた。
春季大会は志度商と今大会の旋風となった石田の決勝となったが、地力に勝る志度商が大差で勝ち三度目の王座についた。四国大会の代表決定戦は高松商が志度商を下し、4年連続出場しこの大会でも帝京五(愛媛)、池田(徳島)を破って7度目の優勝をした。
第63回全国高校野球選手権香川大会は上位校の力が均衡し混戦となった。三回戦で丸亀に前半10点りードされた丸亀商が後半17点入れ逆転コールド勝ちする試合もあり、志度商、丸亀商、高松一、高松南が勝ち残った。優勝は志度商で白井投手を中心に原田、西丸らの活躍で34年ぶりの甲子園となった。全国大会でも高岡一(富山)、福井商、秋田経大付を下し名電工(愛知)には敗れたが、堂々ベスト8に入った。
秋季大会はブロック予選がなくなり、33校のトーナメントで行われ、尽誠が丸亀商を破り念願の初優勝をした。しかし四国大会では丸亀商が松山商(愛媛)、明徳(高知)、高知商を連破して、5年ぶり2度目の四国制覇を遂げた。 |
第５３回選抜高校野球大会
（５６．３．２７〜４．８）
【一回戦】 秋田経法大付 ３−０ 丸亀商
【一回戦】 高松商 ３−２ 北海道日大
【二回戦】 高松商 ４−１ 尾 道
【準々決勝】 倉吉北 ２−１ 高松商
第３４回春季四国地区高校野球香川県大会
（５６．３．２５〜４．５）
【決勝】 志度商 １６−２ 石 田
チャレンジャー決定戦
高松商 １１−１ 丸亀商
県代表決定戦
（５６．４．１９）
高松商 ６−１ 志度商
第３４回春季四国地区高校野球大会
（５６．５．３〜６ 徳島）
【一回戦】 高松商 ４−３ 帝京第五
【決勝】 高松商 ５−４ 池 田
第６３回全国高校野球選手権香川大会
（５６．７．１４〜２７）
【決勝】 志度商 ２−０ 高松一
第６３回全国高校野球選手権大会
（５６．８．８〜２１）
【一回戦】 志度商 ８−０ 高岡第一
【二回戦】 志度商 ３−１ 福井商
【三回戦】 志度商 ２−１ 秋田経大付
【準々決勝】 名古屋電気 ３−０ 志度商
第３５回秋季四国地区高校野球香川県大会
（５６．１０．１０〜１１．８）
【決勝】 尽 誠 ４−１ 丸亀商
第３４回秋季四国地区高校野球大会
（５６．１１．２１〜２４ 愛媛）
【一回戦】 高知商 ９−５ 尽 誠
【一回戦】 丸亀商 ７−６ 松山商
【準決勝】 丸亀商 ４−１ 明 徳
【決勝】 丸亀商 ６−３ 高知商 |
