金属製バットの登場
今年度より金属製バットが採用され高校野球が大きく変化することとなった。第46回選抜高校野球大会は、徳島の池田が11名のメンバーで準優勝して話題となり、以後の黄金時代を迎えることになった。
春季大会は尽誠、三本松、高松商、丸亀商が勝ち進み、決勝では丸亀商が大差で尽誠を下し初優勝した。山下投手が成長したことと大川、城山、本宮らの打線がよくなったことが勝因として挙げられる。
第56回全国高校野球選手権香川大会は再び丸亀商が順当に勝ち進み、準決勝でも志度商に松永の劇的3ランで勝ち、三本松を下した高松商とともに北四国大会に進出した。
北四国大会で両校は愛媛県勢を破って決勝戦で合いまみえ、丸亀商が7-5と高松商の猛追をかわし11年ぶりの甲子園出場をつかんだ。全国大会では、旭川龍谷(北海道)の向峰投手に得意の打線が爆発せず2-4と惜敗している。
秋季大会は丸亀が神宮大会に出場したため、変則的な代表決定戦が行われた。第一代表には、強打の熊野を中心とする志度商が、準決勝で高松商を延長17回2-1で制した高松一に勝って選ばれた。第二代表は高松一と丸亀で争われ長尾投手の好投で高松一が競り勝った。四国大会は、志度商が準優勝し選抜大会出場を手中に入れた。西条、森の継投と安西、熊野、上原らの活躍が目立った。 |
第２７回春季四国地区高校野球香川県大会
（４９．３．２７〜４．６）
【決勝】 丸亀商 １２−１ 尽 誠
第２７回春季四国地区高校野球大会
（４９．５．３〜４ 徳島）
【一回戦】 高 知 ５−１ 丸亀商
第５６回全国高校野球選手権香川大会
（４９．７．１４〜２６）
【代表決定戦】 丸亀商 ７−４ 志度商
【代表決定戦】 高松商 ７−１ 三本松
北四国大会
（４９．８．１〜２ 松山）
【一回戦】 丸亀商 ９−８ 新居浜商
【一回戦】 高松商 ６−３ 帝京第五
【決勝】 丸亀商 ７−５ 高松商
第５６回全国高校野球選手権大会
（４８．８．９〜１９）
【二回戦】 旭川竜谷 ４−２ 丸亀商
第２８回秋季四国地区高校野球香川県大会
（４９．１０．１６〜１１．１０）
【第一代表決定戦】 志度商 ７−４ 高松一
【第二代表決定戦】 高松一 ６−５ 丸 亀
第２７回秋季四国地区高校野球大会
（４９．１１．２２〜２５ 香川）
【一回戦】 池 田 ３−２ 高松一
【一回戦】 志度商 ２−１ 西 条
【準決勝】 志度商 ６−５ 鳴 門
【決勝】 高 知 １１−０ 志度商 |
