荒れ模様の夏の大会
春季大会は高松商が4度目の優勝を飾り、四国大会に出場した。県予選の決勝では三豊工と対戦。8回まで2-2の均衡を保っていたが、9回に高松商が1点を挙げそれを守り抜いた。
第49回全国高校野球選手権香川大会は高松工専の初参加があり、全30校参加のもとで開幕した。この年は新鋭の台頭で全般的にレベルが平均化してきたといえる。一回戦では西讃の観音寺一が託間電波の奇襲に遭い、不覚の敗戦を喫した。またシード3位の高松が尽誠・財田のピッチングに金星を許し、丸亀も立入の好投をバックアップすることができず多度津工に敗れるなど荒れ模様の大会となった。
高松一以外のシード校は順当にベスト8に勝ち残ったが、準々決勝でシード4位の志度商が三豊工の先制攻撃に遭い1-3で苦杯をなめ、丸亀商も1点差で坂出商に敗退した。結局高松商が12回目、坂出工が初めての北四国大会出場を決めた。北四国大会ではいずれも初戦で敗退した。
秋季大会は中央球場が地下駐車場工事のため使用できず、東讃・西讃両地区に分け、代表2校ずつで四国大会出場を決定することになった。東讃地区から高松一、志度商が、西讃地区から丸亀商、坂出工が決勝大会へ駒を進めた。結果は、志度商が第1回大会以来、実に20年振り2回目の優勝を果たし、準優勝の高松一とともに四国大会に出場した。 |
第２０回春季四国地区高校野球香川県大会
（４２．３．２９〜５．３）
【決勝】 高松商 ３−２ 三豊工
第２０回春季四国地区高校野球大会
（４２．５．１３〜１４ 松山）
【一回戦】 高知 ３−２ 高松商
第４９回全国高校野球選手権香川大会
（４２．７．１６〜２７）
【代表決定戦】 高松商 ８−３ 三豊工
【代表決定戦】 坂出工 ３−２ 坂出商
北四国大会
（４２．８．１〜２ 高松）
【決勝】 松山商 ６−１ 高松商
第２１回秋季四国地区高校野球香川県大会
（４２．１０．１０〜２９）
【決勝】 志度商 ４−３ 高松一
第２０回秋季四国地区高校野球大会
（４２．１１．２３〜２６ 徳島）
【一回戦】 南宇和 ５−１ 志度商
【一回戦】 高知商 ７−１ 高松一 |
