高松商7年振りに夏の甲子園出場
エース小坂を擁する高松商はこの年、選抜高校野球大会で準決勝まで勝ち進むほどの実力をつけていた。一回戦は米子東(鳥取)に4-0、二回戦はPL学園(大阪)に5-2で勝利を収めた。準決勝の相手は市和歌山商で、8回同点に追いついたものの、9回に決勝点を奪われ惜敗した。
春季大会は土庄が決勝に進み、高松商との間で四国大会代表決定戦が行われた。高松商が1-0で勝負をものにしたが、四国大会決勝では逆に松山商に0-1で敗れた。
第47回全国高校野球選手権香川大会はシード校の高松商・土庄・志度商・高松一が順当に勝ち進んだが、志度商は観音寺一に3-7と屈し、結局観音寺一とシード3校が北四国大会出場をかけて代表の座を争った。春季大会の優勝校土庄は土井池・石床の両投手の活躍で初の北四国大会出場となり、高松商とともに代表となった。
土庄は北四国大会で松山商に1-4で敗れ、高松商が決勝でその敵を討つ格好となった。高松商が1点を先制、6回に同点に追いつかれたものの、9回見事サヨナラ勝ちを収めたのである。7年振りに夏の甲子園出場を果たし地元ファンの期待に応えたが、全国大会では初戦に、優勝した三池工と対戦、延長13回1-2で惜敗した。
秋季大会はその高松商を、丸亀商が準決勝2-1で下し、準優勝の丸亀とともに四国大会出場を果たした。 |
第37回選抜高校野球大会
（４０．３．２７〜４．４）
【一回戦】 高松商 ４−０ 米子東
【二回戦】 高松商 ５−２ PL学園
【準決勝】 市立和歌山商 ３−１ 高松商
第１８回春季四国地区高校野球香川県大会
（４０．３．２８〜４．５）
【決勝】 土庄 １３−４ 木田
四国大会代表決定戦
（４０．４．２０）
高松商 １−０ 土庄
第１８回春季四国地区高校野球大会
（４０．５．２〜５ 徳島）
【決勝】 松山商 １−０ 高松商
第４７回全国高校野球選手権香川大会
（４０．７．１９〜２９）
【準決勝】 高松商 ７−０ 高松一
【準決勝】 土庄 ５−０ 観音寺一
北四国大会
（４０．８．１〜２ 高松）
【決勝】 高松商 ２−１ 松山商
第４７回全国高校野球選手権大会
（４０．８．１３〜２２）
【一回戦】 三池工 ２−１ 高松商
第１９回秋季四国地区高校野球香川県大会
（４０．１０．２３〜１１．１７）
【決勝】 丸亀商 ５−０ 丸亀
第１８回秋季四国地区高校野球大会
（４０．１１．２０〜２２ 松山）
【一回戦】 土 佐 １−０ 丸亀商
【一回戦】 新居浜東 ８−７ 丸亀 |
