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讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

昭和45年
高松商、夏の甲子園でベスト4へ
 第42回選抜高校野球大会に出場した高松商は、一回戦で富山商に延長12回1-2と惜敗したが、大北投手が成長し夏に向かって期待が持てるようになった。
 春季大会は、網野監督の就任で着実に力をつけてきた坂出商が、決勝で丸亀商を投手戦の末延長14回3-2と下し、10年振り2回目の優勝を遂げた。特に小柄ながら全身バネのような竹口投手の快投が光った。坂出商は代表決定戦でも、高松商に1-0で勝ち四国大会に出場した。
 第52回全国高校野球選手権香川大会は28校で争われたが、好投手の揃った大会だった。宮脇(丸亀商)、大北(高松商)、池内(志度商)、竹口(坂出商)、高橋(高松東)らが代表格で大会も盛り上がった。準決勝の坂出商−志度商、高松商−高松一は1点を争う好試合となり、中央球場は超満員の観衆で膨れ上がった。坂出商と高松商が北四国大会に出場したが、決勝は両校の対決となり、息詰まる投手戦の末、9回裏代打橋谷の決勝犠飛で高松商が2年ぶり11度目の甲子園出場を決めた。
 全国大会でも大北−細川の大型バッテリーで順当に勝ち進み、準々決勝で広島商を1-0で下し、昭和2年以来のベスト4に進出したが準決勝でPL学園(大阪)に大敗した。
 秋季大会は、夏の雪辱を期す坂出商が彗星の如く勝ち進み、四国大会まで制して選抜大会出場を確実とした。

第42回選抜高校野球大会
(45.3.27〜4.5)
【一回戦】 富山商 2−1 高松商

第23回春季四国地区高校野球香川県大会
(45.3.28〜4.5)
【決勝】 坂出商 3−2 丸亀商

四国大会代表決定戦
(45.4.19)
坂出商 1−0 高松商

第23回春季四国地区高校野球大会
(45.5.3〜5 徳島)
【一回戦】 高知 6−3 坂出商

第52回全国高校野球選手権香川大会
(45.7.16〜26)
【代表決定戦】 坂出商 3−2 志度商
【代表決定戦】 高松商 3−1 高松一

北四国大会
(45.8.1〜2 高松)
【一回戦】 高松商 4−0 新田
【一回戦】 坂出商 5−0 西条
【決勝】 高松商 1−0 坂出商

第52回全国高校野球選手権大会
(45.8.8〜20)
【一回戦】 高松商 16−0 静岡
【二回戦】 高松商 1−0 広島商
【準々決勝】 高松商 7−0 熊谷商
【準決勝】 PL学園 16−5 高松商

第24回秋季四国地区高校野球香川県大会
(45.10.24〜11.8)
【決勝】 坂出商 5−3 丸亀商

第23回秋季四国地区高校野球大会
(45.11.21〜24 松山)
【一回戦】 坂出商 14−7 鳴門工
【一回戦】 高 知 7−4 丸亀商
【二回戦】 坂出商 1−0 高知商
【決勝】 坂出商 9−5 高 知

年史
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