高松一、21年ぶりの甲子園でベスト8
春季大会は加盟校28校で争われた。ベスト4に進出したのは、いずれも好投手を擁する高松商、高松東、丸亀商、高松一だった。準決勝は高松商と丸亀商が打ち勝ち、決勝では高松商が10-2で丸亀商を下して5回目の優勝を飾った。戸田、植上の投手力の成長が勝因として挙げられる。
四国大会は、四国四商といわれ、それぞれ輝かしい球史を持つ高松商、松山商、高知商、徳島商が勢揃いし、ハイレベルの大会となった。全試合1点差という接戦で松山商が優勝、高松商が準優勝している。
第54回全国高校野球選手権香川大会は高松商、高松一、高松東、高松工の高松勢をシード校に選ぶ混戦の大会となったが、北四国大会に進出したのは高松商と高松一だった。両校は愛媛県勢を一蹴して決勝に残った。両久保監督の対決となった熱闘も、高松一が鎌田投手の好投と小倉選手の先制アーチなどで21年ぶりの甲子園を決めた。
全国大会でも一回戦丸子実(長野)を7-6と9回逆転サヨナラ、二回戦広陵(広島)も鎌田の快投で2-0と退け、準々決勝で柳井(山口)に3-4と惜敗したが名門復活を印象づけた。
秋季大会は攻守に安定した高松商と宮武−下川のバッテリーを中心にまとまりのよい坂出が四国大会に出場した。高松商は準優勝して選抜大会出場を手中にした。 |
第２５回春季四国地区高校野球香川県大会
（４７．３．２８〜４．１６）
【決勝】 高松商 １０−２ 丸亀商
第２５回春季四国地区高校野球大会
（４７．５．６〜７ 松山）
【決勝】 松山商 １−０ 高松商
第５４回全国高校野球選手権香川大会
（４７．７．１５〜２６）
【代表決定戦】 高松商 ３−２ 坂出商
【代表決定戦】 高松一 ４−２ 坂出工
北四国大会
（４７．８．１〜２ 高松）
【一回戦】 高松商 ４−０ 松山商
【一回戦】 高松一 ３−０ 今治西
【決勝】 高松一 ４−０ 高松商
第５４回全国高校野球選手権大会
（４７．８．１１〜２３）
【一回戦】 高松一 ７−７ 丸子実
【二回戦】 高松一 ２−０ 広島商
【準々決勝】 柳 井 ４−３ 高松一
第２６回秋季四国地区高校野球香川県大会
（４７．１０．２８〜１１．１２）
【代表決定戦】 高松商 ３−２ 丸 亀
【代表決定戦】 坂 出 ５−４ 土 庄
第２５回秋季四国地区高校野球大会
（４７．１１．２３〜２６ 徳島）
【一回戦】 鳴門市工 ５−０ 坂 出
【一回戦】 高松商 ７−１ 八幡浜
【二回戦】 高松商 ９−２ 高知商
【決勝】 今治西 ２−０ 高松商 |
