夏の大会ではチーム力接近
春季大会は高松商がいずれも県勢を大差で制し、一回戦20-0(対石田)、二回戦7-0(対坂出工)、三回戦8-0(対丸亀)、準決勝5-0(対高松一)、決勝7-1(対高松)という圧倒的な強さであった。四国大会では高知、宇和島東(愛媛)を1点差で破り4度目の優勝を遂げた。
第46回全国高校野球選手権香川大会では、観音寺商の活躍が目覚ましく、尽誠、シード校土庄を連破、古豪坂出商に逆転勝ちし準決勝に進んだ。準決勝では高松と好試合を展開、延長12回6-7で高松の反撃に屈したものの、誰もが予想しなかった観音寺商の健闘振りは称賛に値するものであった。全般に、この大会は一回戦から好試合が多くみられ、観音寺一対高松工芸、丸亀対津田、坂出商対三豊工などは手に汗握る好ゲームとなった。また、コールドゲームは全試合のうち7試合と少なく、参加29校のチーム力は例年になく接近していたといえる。結果は高松商と高松が北四国大会への出場を果たした。個々の選手では、高松の太田、土庄の土井池・石床、観音寺商の藤村、坂出商の山本各投手の活躍が目立った。
秋季大会においても高松商の活躍はとどまるところを知らず、チャンスには確実に点を重ねる攻撃力と小坂投手の力投で四国大会決勝に進出した。高知商に4-8で敗れはしたものの、翌年春の全国選抜高校野球大会への8回目の出場が確実となった。 |
第１７回春季四国地区高校野球香川県大会
（３９．３．３１〜４．１９）
【決勝】 高松商 ７−１ 高松
第１７回春季四国地区高校野球大会
（３９．５．２〜３ 松山）
【決勝】 高松商 １−０ 宇和島東
第４６回全国高校野球選手権香川大会
（３９．７．１７〜２６）
【準決勝】 高松商 ８−１ 丸亀
【準決勝】 高松 ７−６ 観音寺商
北四国大会
（３９．７．３１ 松山）
【決勝】 今治南 ４−０ 高松
第１８回秋季四国地区高校野球香川県大会
（３９．１０．２４〜１１．８）
【決勝】 高松商 ６−５ 丸亀商
第１７回秋季四国地区高校野球大会
（３９．１１．２１〜２４ 高知）
【一回戦】 高知商 ８−２ 丸亀商
【一回戦】 高松商 ６−１ 今治西
【準決勝】 高松商 ３−２ 徳島商
【決 勝】 高知商 ８−４ 高松商 |
