高松商、31年振り2回目の選抜優勝
第32回選抜高校野球大会には、前年に続いて高松商が戦後5回目通算14回目の出場を果たした。一回戦は不戦勝、二回戦平安(京都)に4-1、三回戦滝川(兵庫)に2-0で勝ち上がり、準決勝も松下の好投で北海(北海道)を2-0で下した。決勝では米子東(鳥取)と対戦、4回にそれぞれ1点ずつ取り緊迫したゲームとなったが、9回裏山口が劇的なサヨナラホームランを放ち、高松商が第1回大会以来実に31年振りの優勝を決めた。
第42回全国高校野球選手権香川大会は県予選始まって以来の異変が起きた。シード校高松商は松下の不調から苦戦の連続、持ち前の打力で準決勝まで残ったものの多度津工村井投手に抑えられ、春夏連続優勝の夢はここで早くも敗れ去った。志度商も土庄の島原投手に4安打と封じられ、1-3と涙をのみ、坂出商・高松とともに高松一の軍門に降りた。新進の多度津工・高松一があふれる闘志で勝ち進み、見事代表権を勝ち取った。
北四国大会では多度津工と愛媛の松山商、高松一と西条の激しい攻防戦が繰り広げられたが、今一歩及ばず、県代表の甲子園出場の夢は断たれた。
秋季大会は高松商が県下で優勝、四国大会に出場した。一回戦では高知商に1-2で惜敗したものの、三位決定戦で松山商を打ち負かし、見事翌年の選抜出場権を獲得した。 |
第３２回選抜高校野球大会
（３５．４．１〜８）
【二回戦】 高松商 ４−１ 平安
【三回戦】 高松商 ２−０ 滝川
【準決勝】 高松商 ２−０ 北海
【決勝】 高松商 ２−１ 米子東
第１３回春季四国地区高校野球香川県大会
（３５．４．１〜８）
【決勝】 坂出商 ３−１ 高松
春季四国大会代表決定戦
（３５．４．１６）
坂出商 ３−１ 高松商
第１３回春季四国地区高校野球大会
（３５．４．２９〜３０ 松山）
【一回戦】 高知商 １０−０ 坂出商
第４２回全国高校野球選手権香川大会
（３５．７．１６〜２５）
【準決勝】 多度津工 １−０ 高松商
【準決勝】 高松一 ６−４ 坂出商
北四国大会
（３５．７．３０ 高松）
松山商 ８−３ 多度津工
西条 １０−８ 高松一
第１４回秋季四国地区高校野球香川県大会
（３５．１０．２３〜１１．６）
【決勝】 高松商 ５−０ 観音寺商
第１３回秋季四国地区高校野球大会
（３５．１１．１９〜２０ 徳島）
【一回戦】 高知商 ２−１ 高松商 |
