高松商、戦後初の甲子園出場
春季大会は高松一対観音寺一の決勝戦となった。高松一が観音寺一を3-0で下し、3年ぶり4度目の優勝を飾った。四国大会でも高松一は一回戦徳島商を8-5で破ったが決勝戦で高知商に3-4で敗れた。
第36回全国高校野球選手権香川大会は、太田・亀井の両投手を擁する高松商、エース西の高松が群を抜いていた。両校は順当に勝ち進み、決勝戦で相対した。結果は7-2で高松商が勝ち、高松とともに北四国大会に出場した。
高松は4年ぶり4度目、高松商は連続4度目の北四国大会である。高松は初戦宇和島東(愛媛)に9-1で勝ち、高松商も松山北(愛媛)に3-0と勝ち、松山の地で香川県勢同士の対決となった。両者譲らず死闘を繰り広げ、無得点のまま延長21回、一人で守り抜く高松の西投手を高松商が攻略、1点を入れて甲子園のキップを手に入れたのである。この戦いは球史に残る名勝負であった。
高松商は戦後初めての甲子園出場である。一回戦は不戦勝、二回戦は静岡商と対戦したが3-4で惜敗した。
秋季大会でも高松商が危な気なく優勝し、四国大会に出場。四国大会でも本領を発揮、一回戦鳴門(徳島)を1-0、決勝戦で松山商を4-2で破り初優勝を遂げた。来春の選抜高校野球大会への出場を確実なものとした。 |
第７回春季四国地区高校野球香川県大会
（２９．４．１〜１１）
【決勝】 高松一 ３−０ 観音寺一
第７回春季四国地区高校野球大会
（２９．５．１〜２ 高知）
【決勝】 高知商 ４−３ 高松一
第３６回全国高校野球選手権香川大会
（２９．７．１７〜２６）
【決勝】 高松商 ７−２ 高松
北四国大会
（２９．８．１〜２ 松山）
【決勝】 高松商 １−０ 高松
第３６回全国高校野球選手権大会
（２９．８．１３〜２２ 甲子園）
【２回戦】 静岡商 ４−３ 高松商
第８回秋季四国地区高校野球香川県大会
（２９．１１．３〜１５）
【決勝】 高松商 ７−０ 高松
第７回秋季四国地区高校野球大会
（２９．１１．２０〜２１ 高松）
【決勝】 高松商 ４−２ 松山商 |
