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讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

昭和28年
東讃勢の活躍
 この年は東讃勢が強く、春季大会は志度商と高松商の決勝戦となり、志度商が6-1で高松商を破り初優勝した。四国大会に出場した志度商は一回戦松山商(愛媛)に0-4で完封された。
 第35回全国高校野球選手権香川大会は28校が参加して開幕した。東讃勢の高松・高松商・志度商が順当に勝ち進み、準決勝で高松商は高松を2-1で破り、志度は観音寺一を3-2で破った。決勝戦は春季大会と同じ志度商と高松商の顔合わせとなった。初回高松商が3点を得点、2回、3回と追加点を挙げたが、粘る志度商も4・6回に1点ずつ9回には4点をいれて逆転。しかしその裏に高松商が2点を追加して7-6で高松商が優勝した。
 高松商は3度目、志度商は6年ぶり2度目の北四国大会に出場。志度商は初戦で空谷投手の松山商に1-4で負けた。高松商は西条北(愛媛)に4-1で勝ち、松山商と対戦したが0-3で完封され、2年連続の甲子園出場はならなかった。
 なお小河謙次郎氏より土地・鉄骨・コンクリートの寄贈を受け、高松中央球場にスタンドが完成した。また甲子園での熱戦がNHKテレビで放映されるようになった。
 この年よりハワイ高校選抜チームとの親善試合が行われ、香川県選抜チームは3-6で敗れた。
 秋季大会は高松商が4年連続優勝した。

第6回春季四国地区高校野球香川県大会
(28.4.1〜8)
【決勝】 志度商 6−1 高松商

第6回春季四国地区高校野球大会
(28.5.2〜3 徳島)
【一回戦】 松山商 4−0 志度商

第35回全国高校野球選手権香川大会
(28.7.20〜29)
【決勝】 高松商 7−6 志度商

北四国大会
(28.8.2〜3 高松)
【一回戦】 松山商 4−1 志度商

ハワイ選抜高校チーム対香川選抜チーム
(28.8.8)
ハワイ 6−3 全香川

第7回秋季四国地区高校野球香川県大会
(28.11.1〜15)
【決勝】 高松商 5−2 小豆島

第6回秋季四国地区高校野球大会
(28.11.22〜23 松山)
【一回戦】 鳴門 3−2 高松商

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