高松一の強力打線爆発
第33回全国高校野球選手権香川大会は27校の参加で開幕した。春季県大会を2年連続で制した高松一が、中西を中心とした強力打線で相手校を寄せつけず優勝した。準優勝の高松商とともに北四国大会に出場した。
各校2度目の出場となる北四国大会では、高松一は昨年の全国優勝の松山東(愛媛)を強力打線の13-1で破り、高松商は西条北(愛媛)を8-3で破った。決勝戦は高松一対高松商、ここでも高松一の打線が爆発、15-5で快勝し、甲子園出場を決めた。
甲子園に出場した高松一は、一回戦岡山東に13-2で勝ち、二回戦福島商を中西の本塁打で2-0で破り、準々決勝では芦屋(兵庫)を5-2で退け、ベスト4進出を決めた。準決勝では清水・上市のバッテリーを擁する平安(京都)と対戦、着実に得点を重ねる平安に対して0点が並んだが、9回裏3点を入れて4-3と迫ったが、力尽き決勝進出はならなかった。しかし、高松一の誇る強力打線は他校を圧し、なかでも4番中西の長打力は関係者の驚嘆の的であった。
秋季県大会は琴平対高松一の対戦となり、3-0で高松一が優勝し、四国大会に出場した。四国大会では一回戦鳴門(徳島)に2-7で敗れた。
この年より東西対抗戦は紅白に分けることをやめ、東軍・西軍に分かれるのみとなった。 |
第４回春季四国地区高校野球香川県大会
（２６．４．５〜１５）
【決勝】 高松一 ４−１ 三本松
第４回春季四国地区高校野球大会
（２６．４．２８〜２９ 松山）
【決勝】 高松一 ４−２ 鳴門
第３３回全国高校野球選手権香川大会
（２６．７．１７〜２８）
【決勝】 高松一 ６−２ 高松商
北四国大会
（２６．８．４〜５ 高松）
【決勝】 高松一 １５−５ 高松商
第３３回全国高校野球選手権大会
（２６．８．１３〜１９）
【一回戦】 高松一 １２−３ 岡山東
【二回戦】 高松一 ２−０ 福島商
【三回戦】 高松一 ６−２ 芦屋
【準決勝】 平 安 ４−３ 高松一
第５回秋季四国地区高校野球香川県大会
（２６．１０．３１〜１１．４）
【決勝】 高松一 ３−０ 琴平
第４回秋季四国地区高校野球大会
（２６．１１．１０〜１１ 徳島）
【一回戦】 鳴門 ７−２ 高松一 |
