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讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

昭和27年
彗星・琴平の活躍
 
春季大会は高松と丸亀一で決勝戦が行われ、10-3で高松が勝った。四国大会では一回戦鳴門(徳島)に0-14
で完封された。
 この大会から選手は背番号をつけることになった。第34回全国高校野球選手権香川大会は、名門丸亀一が参加せず、坂出商工は坂出商と坂出工に分離したため坂出商のみ参加、詫間電波の不出場で25校の参加で開かれた。好投手西村を擁した琴平が彗星のごとく現れ、坂出・丸亀二・高松・高松一の強豪を連破して初の優勝を遂げた。
 県大会では、琴平の西村・畑中、高松一の荒井・松井・太田、観音寺一の大矢根、志度商の鎌倉、高瀬の大塚、高松の続木・西らの活躍が目覚ましかった。
 琴平は準優勝の高松一とともに北四国大会に駒を進めた。琴平は初めて、高松一は昨年に続き連続3度目の北四国大会であった。
 北四国大会では琴平は八幡浜(愛媛)と対戦、1回裏に2点を奪ったものの同点に追いつかれ、延長12回表に1点をとられ力尽きた。高松一は食中毒のため棄権、松山商の不戦勝となった。6-0で八幡浜を下した松山商(愛媛)が2度目の甲子園出場を決めた。なお松山商は松山東より分離した高校である。
 秋季大会は8-0で琴平を破った高松商が2年ぶりに優勝、四国大会では一回戦0-4で土佐に敗れた。

第5回春季四国地区高校野球香川県大会
(27.4.2〜12)
【決勝】 高松 10−3 丸亀一

第5回春季四国地区高校野球大会
(27.5.3〜5 高松)
【一回戦】 鳴門 14−0 高松

第34回全国高校野球選手権香川大会
(27.7.18〜28)
【決勝】 琴平 4−2 高松一

北四国大会
(27.8.2〜3 松山)
【一回戦】 八幡浜 3−2 琴平

第6回秋季四国地区高校野球香川県大会
(27.11.1〜11)
【決勝】 高松商 8−0 琴平

第5回秋季四国地区高校野球大会
(27.11.16〜17 高知)
【一回戦】 土佐 4−0 高松商

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