東四国国体で県勢の活躍
春季大会は、選抜高校野球大会への出場校がなく35校で争われた。県営球場が修理のため使用できず、第二球場と志度球場が会場となった。傑出したチーム不在の大会だったが、高松商が吉武の好投と堅い守りで6年振り8度目の優勝を飾った。
第75回全国高校野球選手権香川大会は、ナイター設備、電光スコアボード、内野スタンドの新設など、新装なった県営球場で開幕した。各校の実力接近で混戦の大会となったが、優勝したのは三本松で9年振り2度目の甲子園出場となった。鎌田監督の好采配と高田投手の力投、小北捕手、杉本遊撃手を中心とした堅い守りが特徴だった。
全国大会では一回戦市立船橋(千葉)と対戦し、8回まで0-0と互角だったが2点取られ惜敗した。
10月には東四国国体が地元で開催され、硬式の部に三本松が、軟式の部には津田が出場して、それぞれ3位に入賞する健闘をした。特に創部3年目の津田軟式部は数々の困難を克服しての栄誉は大いに賞賛された。
秋季大会は尽誠と坂出商がシードされ、国体期間中は中断されるという変則日程で行われた。決勝戦は尽誠対高松商で争われ、延長15回尽誠がサヨナラ勝ちしたが、伊東、中尾の息詰まる投手戦はみこたえがあった。高松東の活躍も話題となった。四国大会では尽誠が決勝まで進み、来春の選抜大会出場を確実なものとした。 |
第４６回春季四国地区高校野球香川県大会
（H５．３．２７〜４．５）
【決勝】 高松商 １３−２ 尽 誠
第４６回春季四国地区高校野球大会
（H５．５．３〜４ 徳島）
【一回戦】 徳島商 １２−２ 高松商
第７５回全国高校野球選手権香川大会
（H５．７．１５〜３１）
【決勝】 三本松 ２−１ 丸 亀
第７５回全国高校野球選手権大会
（H５．８．８〜２３）
【二回戦】 市船橋 ２−０ 三本松
第４７回秋季四国地区高校野球香川県大会
（H５．９．２５〜１１．５）
【決勝】 尽 誠 ２−１ 高松商
第４６回秋季四国地区高校野球大会
（H５．１１．１８〜２２ 愛媛）
【一回戦】 尽 誠 ３−２ 新 野
【一回戦】 宇和島東 ８−１ 高松商
【準決勝】 尽 誠 ４−１ 高知商
【決勝】 宇和島東 ８−１ 尽 誠
第３８回全国高校軟式野球四国地方大会
（H５．８．５〜７ 徳島）
【一回戦】 津 田 ３−２ 新 田
【準決勝】 津 田 ８−１ 鳴門工
【決勝】 松山商 ２−１ 津 田
第４８回国民体育大会 硬式野球
（H５．１０．２５〜２８）
【二回戦】 三本松 ３−２ 鳥取西
【準決勝】 小林西 ５−１ 三本松
軟式野球（H５．１０．２５〜２７ 津田球場）
【二回戦】 津 田 ３−１ 習志野
【準決勝】 中京商 １４−０ 津 田 |
