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讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

平成3年
尽誠、坂出商が選抜アベック出場
 第63回選抜高校野球大会は尽誠、坂出商の両校出場という朗報に沸いた。坂出商は一回戦東海大甲府(山梨)、二回戦大野(福井)に勝ちベスト8入りした。尽誠は一回戦春日部共栄(埼玉)に敗れたが、県2校の出場は野球王国香川を全国に印象づけることになった。
 春季大会は、伏兵津田がエース浜崎を中心にまとまり、勢いに乗って初優勝した。準優勝した高松の健闘も光った。小豆島、土庄の活躍も注目された。
 第73回全国高校野球選手権香川大会は、尽誠、坂出商を中心に展開されたが、尽誠が初戦で丸亀商に敗れ波乱の大会となった。決勝戦は坂出商と寒川で争われ、坂出商が4-2で勝ち春夏連続甲子園出場を決めた。春までのエース朝倉を欠きながら、2年生横山と左腕森内が成長し5試合の失点3と安定していた。寒川も鍛えられた守備と横手投げエース秦投手の力投が目を引いた。坂出商は全国大会では、初戦で帝京(東京)に大敗した。
 秋季大会は坂出商と尽誠がシードされ、順調に勝ち進んで決勝戦で対戦した。8回まで同点だったが、最終回尽誠が3点を取り5年連続優勝の記録をつくった。
 地元で開催された四国大会では、坂出商が一回戦で土佐(高知)を先制攻撃と横山の粘り強い投球で4-1と下し、準決勝で松山商(愛媛)に2-6と敗ればしたが、2年連続選抜大会への手がかりをつかんだ。

第63回選抜高校野球大会
(H3.3.26〜4.5)
【一回戦】 坂出商 2−1 東海大甲府
【一回戦】 春日部共栄 10−3 尽 誠
【二回戦】 坂出商 7−4 大 野
【準々決勝】 国士舘 8−1 坂出商

第44回春季四国地区高校野球香川県大会
(H3.3.28〜4.13)
【決勝】 津 田 3−2 高 松

チャレンジゲーム
(H3.4.14)
尽 誠 6−3 坂出商
県代表決定戦
(H3.4.20)
尽 誠 8−1 津 田

第44回春季四国地区高校野球大会
(H3.5.3〜4 愛媛)
【一回戦】 尽 誠 5−3 高知商
【決勝】 今治西 7−5 尽 誠

第73回全国高校野球選手権香川大会
(H3.7.14〜27)
【決勝】 坂出商 4−2 寒 川

第73回全国高校野球選手権大会
(H3.8.8〜21)
【二回戦】 帝 京 13−0 坂出商

第45回秋季四国地区高校野球香川県大会
(H3.9.21〜10.19)
【決勝】 尽 誠 4−1 坂出商

第44回秋季四国地区高校野球大会
(H3.11.22〜25 香川)
【一回戦】 西 条 5−3 尽 誠
【一回戦】 坂出商 4−1 土 佐
【準決勝】 松山商 6−2 坂出商

年史
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