香川県高等学校野球連盟 本文へジャンプ
讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

平成4年
尽誠、再び四強、国体で準優勝
 第64回選抜高校野球大会に三期連続甲子園出場を果たした坂出商は、横山の好投も空しく打線が振るわず、初戦で広島工に0-3で完封された。
 春季大会は、香川中央が開校6年目で初優勝した。今大会はコールドゲームが6試合と少なく、最後までもつれた試合が多かった。香川中央は宇川主将を軸としてまとまり、代表決定戦でも坂出商に勝ち、志度球場での国体のリハーサルとなった四国大会でも、松山商(愛媛)に負けはしたが、準優勝とよく健闘した。
 第74回全国高校野球選手権香川大会はベスト4に残った尽誠、坂出商、丸亀、丸亀商の激突が今大会を象徴するものだった。尽誠対坂出商は延長17回3時間57分の大熱戦となり尽誠が制したが、球史に残る好試合であった。丸亀対丸亀商も延長10回まで続いた0-0の均衡を破ったのは丸亀商であった。
 県大会で優勝した尽誠は、全国大会においても初戦で帝京(東京)を破って波に乗り、渡辺、岡島らの活躍で準決勝まで進んだ。星稜(石川)の松井が5打席連続敬遠され話題を呼んだ。
 また尽誠は秋の山形国体でも活躍し、見事準優勝を果たした。
 秋季大会は香川中央と高松北がシードされるフレッシュな大会となった。この混戦を制したのは高松商と三本松だった。四国大会では高松商は一回戦徳島商に勝ったが、次の宇和島東(愛媛)に大敗した。10月には日豪親善高校野球が県営球場で開催された。

第64回選抜高校野球大会
(H4.3.26〜4.6)
【一回戦】 広島商 3−0 坂出商

第45回春季四国地区高校野球香川県大会
(H4.3.28〜4.11)
【決勝】 香川中央 4−2 尽 誠

県代表決定戦
(H4.4.18)
香川中央 7−4 坂出商

第45回春季四国地区高校野球大会
(H4.5.3〜4 志度球場)
【一回戦】 香川中央 17−0 高知西
【決勝】 松山商 10−6 香川中央

第74回全国高校野球選手権香川大会
(H4.7.15〜30)
【決勝】 尽 誠 9−0 丸亀商

第74回全国高校野球選手権大会
(H4.8.10〜25)
【一回戦】 尽 誠 1−0 帝 京
【二回戦】 尽 誠 7−0 能 代
【三回戦】 尽 誠 7−2 宇都宮南
【準々決勝】 尽 誠 5−0 広島工
【準決勝】 尽 誠 4−5 拓大紅陵

第46回秋季四国地区高校野球香川県大会
(H4.10.3〜11.7)
【決勝】 高松商 6−4 三本松

第45回秋季四国地区高校野球大会
(H4.11.21〜24 高知)
【一回戦】 土 佐 5−2 三本松
【一回戦】 高松商 4−1 徳島商
【準決勝】 宇和島東 12−4 高松商

第37回全国高校軟式野球四国地方大会
(H4.8.7〜9 津田球場)
【一回戦】 城 東 14−13 津 田

日豪親善高校野球大会
(H4.10.11)
【第1試合】 香川選抜 4−0 オーストラリア選抜
【第2試合】 オーストラリア選抜 7−1 香川選抜

年史
元年  2年  3年  4年  5年  6年  7年  8年  9年