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讃岐球児の歩み

連盟五十年史より抜粋して紹介しています

平成元年
尽誠、夏の甲子園で活躍
 尽誠は、第61回選抜高校野球大会では初戦広島工(広島)に延長10回0-1で惜敗したが、宮地投手が好投し大きな自信をつけた。攻撃力が強化されれば夏が楽しみとなった。
 春季大会は攻守にまとまりのある丸亀が、5試合連続2ケタ安打の打線で打ち勝ち優勝した。代表決定戦でも尽誠を1-0と退け、四国大会に出場し松山商(愛媛)と4-5、明徳義塾(高知)4-4と互角に戦った。
 第71回全国高校野球選手権香川大会は、尽誠が2年振り3度目の優勝をして、春夏連続の甲子園出場となった。尽誠は準決勝で高松商と激しい打撃戦の末7-6と接戦で下し、決勝では好投手古池を擁する坂出商を3-0と完封した。
 全国大会でも、一回戦から帯広北(北海道)、宇和島東(愛媛)、神戸弘陵(兵庫)、倉敷商(岡山)と連破し、県勢にとって19年振りの四強進出となった。準決勝で仙台育英(宮城)に延長10回2-3と惜敗したが、宮地の投打にわたる活躍と堅い守りが賞賛された。
 秋季大会は、高松商と丸亀商がシードされたが、優勝は夏の全国四強に入った自信と、石田、楠瀬の投手陣の急成長による尽誠で、3年連続5度目となった。高松商は準優勝になったものの強力打線と三好投手の力投で四国大会では、9年ぶり7度目の優勝をして来春の選抜大会を確実なものとした。

第61回選抜高校野球大会
(元.3.26〜4.5)
【一回戦】 広島工 1−0 尽 誠

第42回春季四国地区高校野球香川県大会
(元.3.29〜4.9)
【決勝】 丸 亀 8−7 坂出商

県代表決定戦
(元.4.23)
丸 亀 1−0 尽 誠

第42回春季四国地区高校野球大会
(元.5.3〜4 徳島)
【一回戦】 松山商 5−4 丸 亀

第71回全国高校野球選手権香川大会
(元.7.15〜28)
【決勝】 尽 誠 3−0 坂出商

第71回全国高校野球選手権大会
(元.8.9〜22)
【一回戦】 尽 誠 10−0 帯広北
【二回戦】 尽 誠 3−1 宇和島東
【三回戦】 尽 誠 3−1 神戸弘陵
【準々決勝】 尽 誠 4−0 倉敷商
【準決勝】 仙台育英 3−2 尽 誠

第43回秋季四国地区高校野球香川県大会
(元.10.1〜11.4)
【決勝】 尽 誠 9−1 高松商

第42回秋季四国地区高校野球大会
(元.11.23〜26 愛媛)
【一回戦】 高松商 4−1 鳴 門
【一回戦】 高 知 4−1 尽 誠
【準決勝】 高松商 2−1 西 条
【決勝】 高松商 9−3 新 田

年史
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